胞子培養を、最初から順番に
これまでInstagramで、胞子培養の方法や育成中に気づいたことを紹介してきました。ただ、投稿数が増えたことで「どの投稿から見ればよいか分からない」という状態になっています。
このページでは、胞子を選ぶところから、胞子まき、発芽、前葉体、胞子体、鉢上げ、板付けまでを順番にまとめます。現在読めるブログ記事と、実際の作業や育成記録を見られるInstagram投稿を一緒に掲載しています。
まずはSTEP 1から、現在の育成段階に合わせて順番にご覧ください。育成中に困った場合は、ページ下部の「困ったときに読む記事」から確認できます。
始める前に
STEP 1|ビカクシダの胞子培養とは
胞子からどのように育つのか、必要な期間や全体の流れを確認します。
ブログで「胞子培養のやり方|完全ガイド」を読む
Instagramで胞子培養の魅力と育成の流れを見る
STEP 2|初めて育てる品種を選ぶ
価格だけではなく、育った姿、同じ採取時期の発芽確認、胞子の採取時期を見ながら選びます。
ブログで「これから始める方向け!品種の選び方」を読む
Instagramで品種を選ぶときに見る3つを確認する
STEP 3|必要な道具をそろえる
胞子、培地、透明な蓋付き容器、スプレー、茶こし、温度計、育成ライトを準備します。
STEP 4|ジフィーセブンとピートバンを選ぶ
初めての方は、準備しやすさと水分管理のしやすさを基準に培地を選びます。現在の使い方は完全ガイド内で紹介しています。
STEP 5|温度と光を確認する
現在は窓辺から離し、育成ライトを使って20〜30℃以内で管理する方法をおすすめしています。30℃を超える環境が続く場合は、涼しくなるまで胞子まきを待ちます。
ブログで「温度と光の管理」を読む
Instagramで夏の管理を見直した理由を見る
胞子をまく
STEP 6|容器と培地を準備する
培地を十分に湿らせ、表面を平らにします。しっかり湿っているものの、底に水がたまっていない状態が目安です。
STEP 7|胞子を薄くまき、ラベルを残す
胞子は茶こしなどを使って薄くまきます。容器には品種名と播種日を記録し、あとから何日経過したか分かるようにします。
Instagramで実際の胞子まきを見る
完熟胞子と茶こしで整える工程を見る
発芽を待つ
STEP 8|蓋を閉めて発芽を待つ
胞子をまいたあとは湿度を保ち、容器を何度も開けずに変化を待ちます。私の環境では、肉眼で緑が見えるまで早ければ約1か月、遅ければ4〜5か月かかることがあります。
ブログで「発芽までの日数と待ち方」を読む
Instagramで変化が止まったときの考え方を見る
STEP 9|前葉体を育てる
緑のモヤモヤが広がってきたら、温度・光・水分を安定させます。回数だけで決めず、培地の乾き方を見ながら水分を調整します。
STEP 10|前葉体をスペーシングする
前葉体が密集している場合は、一部を別の場所へ植え替えて間隔をあけます。最初から全部を動かさず、半分だけ比較しながら進める方法もあります。
小さな葉が出てから
STEP 11|胞子体を育てる
前葉体から小さな葉が見えたら胞子体の段階です。密集具合と株の大きさを確認し、次の植え替え時期を判断します。
STEP 12|セルトレイやポットへ鉢上げする
十分に育った株を分け、セルトレイやポットへ植え替えます。同じ日にまいた株でも、植え替え回数によって成長に差が出ることがあります。
STEP 13|蓋を外し、通常の環境へ慣らす
急に乾燥した環境へ移さず、蓋を開ける時間を少しずつ長くしながら慣らします。植え替え直後や高温時は、株の状態を見ながら慎重に進めます。
STEP 14|ポット苗から板付けまで育てる
通常の湿度で安定して育つようになったら、ポット苗として育て、株の大きさに合わせて板付けへ進みます。
STEP 15|写真と日付を残す
播種日と撮影日を残しておくと、成長が遅く感じたときも以前の写真と比較できます。育成報告では、ほかの方の発芽状況や当店の育成記録も確認できます。
困ったときに確認すること
- 緑が見えない:発芽までの日数と待ち方
- 容器が暑い:温度と光の管理
- カビが出た:Instagramで実際の対処を見る
- 育成方法に迷った:発芽伴走サポートから相談する
必要な道具をまとめて始めたい方へ
初心者向け4品種、ジフィーセブン、培養容器、スプレー、茶こし、簡易ガイドをまとめています。エントリーセットには播種後90日の発芽伴走サポートが付きます。